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東京・南麻布の杜に静かに佇む料亭

March 20, 2017

 

有栖川宮記念公園のほど近い場所にある石造りの門。「有栖川清水」の控えめな看板を見かけたことはありませんか。その先には謎めいたスロープが――。まるで決壊がはられたような雰囲気で、覗き込むのだけでもドキドキ。なんと、たまたまお誘いを受けて、ついにこの門をくぐることになったのです。

 

スロープの角を曲がると静寂に包まれた日本庭園。そこには料亭文化の粋を希求したという「有栖川清水」がお出迎え。銅板葺きの優雅な佇まいで、各和室はそれぞれに趣が違う創り。窓の外の日本庭園の美しさに見とれながら、旬の味を活かした会席料理に舌鼓。

 

 

 

 

ひとつひとつの料理は季節感溢れる繊細な盛り付けで、上品な味。〆は稲庭饂飩。アツアツの野菜だれでするりとお腹に収まりました。

ここは政府要人もしばしば利用していることでも有名な場所。広々とした和室に、輪島塗の長いテーブル。掘りこたつ式なので、海外のお客様も絵巻物の世界観でゆったりと寛げます。

 

 平屋の料亭の中には、書や着物といった日本伝統品があちこちに飾られ、本格的なお茶室、さらには結婚式ができるボールルームから、カラオケが楽しめるラウンジまで。想像以上の広さに驚くばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常を忘れる贅沢な時間を過ごして、門を出た時には、竜宮城から戻ってきた浦島太郎のような気分になりました。夢うつつ~。自分へのご褒美に、またいつか訪れたい!海外の方にもオススメしたい、まさに大人の隠れ家です。

 

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