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音楽&お酒の力で、言葉のハードルは乗り越えられた♥

December 12, 2017

日本で頑張るリアルワン君にニャパンがインタビューする

『Akadama FAN(Friends Actual Note)』

 

第9弾~アメリカからきたディーナさん


●いつ日本に来たのですか?

2012年9月に、栃木県小山市に留学生としてやって来ました。実を言うと、私は元々日本に興味があったわけではありません。大学で第二外国語を選択する時に、他の言語より「日本語が面白そう!」と、気軽に決めたのですが、学び始めて、その興味にはまりました。英語と共に日本語も専攻し、文法などが全く違う二つの言語を比較する勉強を興味津々に続けていました。そんな中、大学で教わっていた日本人の先生が「ディーナは日本に合っている!」と留学プログラムを勧めてくれたのです。学費や家賃の負担がない上、毎月奨学金ももらえる素敵な制度だと知り、よろこんで日本に来ました。

 

●日本に来て驚いたことはありますか?

一番驚いたのは、小学生が1人で通学している姿です。アメリカでは12歳以下の子供が1人で外を歩くことなどありえません! もし、10歳以下の小さな子供が1人で外を歩いていたら、違法でこそありませんが非常識なこと。両親が責任を問われますよ。日本は治安がいいですね。

また、学生生活の過ごし方の違いにもびっくりしました。アメリカでは高校生の時は自由に遊んでいても、大学に入ったら真面目に勉強をしないと卒業できません。だから、毎日宿題をこなし、授業も欠かさずに出席するのが当たり前ですが、日本は真逆。高校生は大学受験のために一生懸命勉強をするけれど、大学生に入ってしまうと授業にもあまり出ず、自由に遊びを謳歌している学生が多いですね。感心したことは、日本のバスや電車が綺麗で時間通りに来ること!

 

 

●日本人とのコミュニケーションはすぐにできましたか?

アメリカで長年日本語を勉強したにもかかわらず、最初は全然出来ませんでした。これまでは試験のための勉強でしかなかったと痛感。単語や漢字、文法の知識はあっても、実際の会話になると言葉が出てこない……。「ディーナと申します」しか言えなかったんです。それでも国際環境の研究グループに入り、色々な人とコミュニケーションをとるうちに、少しずつ友達ができました。英語が話せる人も全く話せない人もいましたが、功を奏したのが飲み会の席。お酒が入ると、間違った日本語や英語を話すのが恥ずかしい気持ちが薄れて、「間違ってもいいじゃん!」と、お互いにいっぱい話ができたんです。あとはカラオケ! 英語を話せなくても「洋楽が好き」という共通点で、一緒にいろんな歌を歌って盛り上があると、自然に会話も弾んで、みんなと仲良くなれました。特にビートルズは万国共通。カラオケのビートルズがきっかけで、中国人の親友もできました。2015年のポール・マッカートニーの来日公演に一緒に行って、今も連絡を取り合っています。お酒や音楽のパワーのお蔭で、日本人とコミュニケーションも深まり、私の日本語も1年後には日常会話ができるくらいのレベルになりました。これはオススメのノウハウです♥

 

●札幌に来たのはどうしてですか?

栃木で出会った彼氏が札幌出身で、大学卒業後に帰省する彼について来ました。日本語はある程度理解できるようになっていたのですが、ここでまたしても新たな言葉の壁が。彼の家族が話す方言が分からず苦労しました。そして英語教師の仕事を見つけ、現在は北海道グローバルリンクスで多くの生徒さんに英語を教えています。仕事は楽しいですが、文法だけではなく文化や歴史的背景に関わってくる表現もあるので、言葉って難しいですね。札幌は住みやすくて素敵な街なので、まだしばらくはここで暮らすつもりです。好きな場所はススキノかな(笑)。もっぱらウーロンハイを飲んでします。

 

●日本人についてどう思いますか?

日本人は親切で丁寧! 道に迷ったら親身になって教えてくれるし、カスタマーサービスは常連ではない人にまで、一律に礼儀正しく親切で素晴らしい。アメリカ人は、率直すぎて時々失礼に感じることがありますから。けれど、嫌な思いをしたこともあります。フェリーに乗った時、隣にいたおじさんが、こちらが日本語がわからないと思って、私を見て「外国人、気持ち悪い」と言ったのを聞いて傷つきました。また、友人の話ですが、ジンギスカンを食べにいった時、隣のテーブルにいた日本人の会社員たちが「外国人には、この肉のおいしさが分かるはずがないよね」と話していたんです。友人は日本語をわかっているので不快に思っていたのに、その会社員が突然「こんにちは〜。日本は好きですか?お肉は美味しいですか?」と英語で話しかけてきたというのです。彼にしてみれば、その前に嫌なことを言っていたのに、急にフレンドリーに話してきたことに戸惑ったといいます。外国人でも日本語を理解できる人は多いので、気を付けたほうがイイですね!

 

●日本食はどうですか?

お寿司、刺身、天ぷら、ラーメン、お蕎麦、うどん、そして漬物は大好きです。でも納豆は、あまり好きになれません。色々な具材と混ぜてあったりすると大丈夫ですが、納豆ライスはちょっと…(苦笑)。日本食を作りにも挑戦していますが、何だかちょっと違う味になっちゃいます。手巻き寿司を作った時は上手くいったけど、中に巻く具材のチョイスはやはり難しいですね。ラーメン作りにもチャレンジしたのですが、難易度が高かった! 今は白米も炊きますよ。一週間分炊いて、冷凍してチン。便利ですよね。

 

●将来の夢を教えてください。

私が日本で英語教師以外に何ができるかを考えています。プロのライターになる夢があるので、将来は大学院で学びなおし、日本語能力検定の1級を取りたいです。そして日本の旅行会社で、日本の情報を発信できるようになれれば理想ですね。

 

 <ニャパン後記>

アメリカケンタッキー州からきたディーナさん。明るいキャラクターで、日本人の好きなところ、キライなところも正直に教えてくれました。ニャパンも海外に行った時「このジャップ、うざい」みたいなことを隣で言われて悲しい気持ちになった苦い思い出が蘇りました。言葉が通じなければ何を言っても許されるわけではないと、改めて思いました。そして、語学力の乏しさも音楽とお酒でカバーできるというのは、ニャパンの心に深く響きました。英語と日本語のライティングを学んでいるディーナさん。ぜひ、日本の魅力を発信してください。

 

 

 

 

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