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日本以上に日本人が好き!

December 20, 2016

日本で頑張るリアルワン君にニャパンがインタビューする

『Akadama FAN(Friend’s Actual Note)』はじめます!

 

第1弾~インドチェンナイからきた

パリアくん

◆どうして日本にきたのですか?

大学卒業後に弁護士として、インドの銀行に1年半程勤務しました。その後、法律事務所で、日系企業をメインに外資系企業の法務、税務、コンプライアンスなど幅広い業務に携わるうち、約束や時間をストイックに守る日本人に興味が増してきたんです。通訳さんを介してのやりとりだけでは「空気を読む」という独特な感覚を理解できないもどかしさを感じていて、それを知るにはやはり日本に行くしかないと決断。現在は、インドで仲良くなった日本人の紹介で東京のコンサルティング会社で働きながら語学学校に通っています。

 

◆インドの方は日本をどう思っているのですか?

インドでは日本といえば「富士山」「東京」「京都」「すし」「さしみ」というイメージぐらいですが、インドのモディ首相と日本の安倍総理が個人的親交を深め友好関係にあることや、2023年の開業を目指すインドの高速鉄道に日本の新幹線技術が採用されること、製造業や産業の基盤強化プロジェクトへの支援も手厚いので、日本のことはニュースで頻繁にとりあげられていますよ。他にもインド人能力アップのため、日本の大学で学んだり、工場でトレーニングを受けられる技能開発プログラムも動き始めています。今は、日本在住のインド人は約3万人ぐらいですが、近い将来もっと多くのインド人が日本を訪れるようになると思います。

 

◆実際に日本にきて印象はどうですか?

日本企業とやりとりしていましたが、インドにいるときは、お客様が3ヶ月先のアポを入れてくるのが不思議でたまらなかった。インドでは2~3週間前が通常ですから。締め切りもインドはフレキシブル。今日は忙しいのでちょっと遅れますということもあります。日本では約束した日に届いていないとお客様から「待っています」とメールが来ちゃう。多忙な日本のビジネスシーンでは、時間厳守は絶対だと、今は肌で感じています。会社の方向性の決定方法も違いました。インドの大企業は多くが財閥でファミリービジスですが、日本はプロフェッショナル集団。リスクマネジメントがしっかりしていますし、コンビニ、レストラン、会社など、どこに行ってもルールを作ってフローを守っているのはすごいです。

 

◆日本にきて驚いたことはありますか?

携帯で写真を撮る時の音にビックリ!インドではしないので「なんで?(笑)」。 あとは、インド人はお酒を飲むのは悪い習慣だと思われているので、外ではそんなに飲みません。日本で酔いつぶれた人が電車の中で寝ているのに遭遇したときには、何事かと思いました。

 

◆日本の食事はどうですか?

ベジタリアンで家族と暮らしていたので料理ができませんでしたから、来日して7キロも痩せちゃいました。みかねた職場の日本人上司が「お肉食べないと、生きるか死ぬかわからない」と心配して食事に連れてってくれました。そこで生まれて初めてチャーシュー麺を食べました!おいしいですね。そば、すし、さしみ、てんぷらも大好きになりました。コンビニのお弁当もOK。カレーは食べますが、日本とインドでは違います。インドではカレーは食べる前に手でまぜるから少し固いけれど、日本ではごはんとカレーを口の中でまぜますよね。どちらもそれぞれにおいしいと思います。

 

◆日本で困ったことはありますか?

日本で仲良くなった外国人の友達は「文化がわかりにくい」とぼやきます。やはり約束を守ることに対して厳しすぎる。思い立って、「今から遊びにいかない?」というのは受け入れられにくいです。そんな違いもあって、日本に滞在している外国人は寂しがっている人が多いかもしれません。日本人は感情をあまり表にださないし、初対面では遠慮がちなので、どうしても壁を感じてしまいます。2回、3回会えば変わってくるのですが……。インドでは初対面でもすぐ打ち解けるオープンマインドな人が多いです。私は日本ではシェアハウスに住んでいるので寂しさはありません。現在は、11人の日本人の中にまじって楽しくやっています。週末は鍋を作ってワイワイ。餃子鍋がお気に入りです。ホームシック対策にはシェアハウスをオススメしたいですね。あとは、東京の電車が複雑すぎます。乗り換えはアプリでわかりますが、出口がいっぱいあるので混乱しちゃいます。出口を間違えて迷子になっちゃうこともしばしばで、特に新宿駅は大変!駅から目的地までスムーズに辿り着けるようになるまで2か月はかかりました。言葉では、電話と”お”電話の「何が違うの?」と。敬語・謙譲語は語学学校の上級者クラスで習いましたが、「いただきます」「ください」「おめにかかる」など、まだまだ勉強中。それでも、私の住んでいるタミルで話されるタミル語は日本語の文法と同じなので文法の整理がスムーズですが、英語で考え日本語で話すのは難しいですね。

 

◆日本の魅力は?

日本文化は魅力的ですが、日本のいいところは日本人!誰もが相手のことを考えて行動し、時間や約束を守るので心から信頼できます。インド人は家族が一番大事なので、親戚が病気になれば仕事を休みます。いいか悪いかではなく考え方が違うんです。私が日本に来て、セミナー参加のために名刺が必要になり印刷会社に頼んだことがありました。印刷会社の女性社長もセミナーに参加するので、そこで受け取る予定だったのです。しかし、女性社長の旦那さんが病気になって急遽セミナーを欠席すると連絡があり、友人に託してくれて無事に受けとることができました。後日、お礼の電話をして、「ご主人の具合はどうですか?」と伺ったら亡くなってしまったと……。そんな状況でさえ約束を守ってくれたことに感動しました。こんなことは世界中を見回してもないでしょう。日本人のすごさを感じました。

 

◆インドの方へメッセージをお願いします

チャンスを探しているインド人の方にも、ぜひ日本にきてほしいですね!

 

◆ニャパン後記◆

日本にきて1年4ヵ月というパリアくん。日本語が堪能すぎて、ニャパンもタジタジ。インドは人口が13億人で平均年齢が25歳。日本は46歳なのに……。勢いのあるインドの勉強熱心なパリアくん。そのフレッシュでクレバーなトークに、ニャパンは大いに刺激を受けてしまいました。ガンバレ、ワン君!!

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