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有田焼のワークショップに参加


先月Bunkamura Galleryで行われていた『きんしゃい有田豆皿紀行』へAkadamajapanメンバーで行ってきました。「きんしゃい」とは佐賀の言葉で「いらっしゃい」という意味。なんだかキュンとくる響きですよね。

有田焼は400年もの歴史がある! ゆえに、伝統的な渋い柄で高価な磁器というイメージがありました。でも、今回展示されていたのはスタイリッシュな豆皿の数々。6㎝~10㎝ほどの小さいお皿は使い勝手もよくリーズナブルで、ブームになりつつあるそうです。

縁起がよさそうな鶴&亀の豆皿を思わず購入。他にもいっぱい気になる豆皿がありましたが、買い物している場合ではなく、我々の目的は有田焼の絵付けワークショップに参加すること。ギャラリーのすみのテーブルにつき、職人さんの指導のもと、練習用のお皿から絵付けに挑戦。好きな色の染料をそっと筆につけて、透き通るような白磁に思いのままに描いていくのです。

しかし、はじめてスグに筆づかいとんでもなく難しいことに気が付きました。線を書くことさえ、ままならない……。「失敗してもふき取ることができるからね」と言われるものの、絵心ゼロな上に不器用過ぎるakadamajapan。他の参加者のお皿を見ると超芸術的。レベルの違いに怯えつつも、邪念を振り払い目の前の一皿を完成させることに必死になりました。職人さんも「頑張って!」「大丈夫だよ」と、運動会の子供への声援のような状態に。汗をかきかき、本番のお皿を勢いでやっつけました。ミニマムなスペースに繊細かつ大胆な絵付けをする職人技のすごさを痛感。長い修業が必要なのもよくわかりました。凡人にはない体力&集中力の継続が必須でしょう。1ヵ月後に焼かれて自宅に届いた完成品は……。

笑っていただければ幸いです(笑)。機会があれば、日本の伝統文化にチャレンジしてみては?

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